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list 出来の悪いヤツほど、、、

真空管アンプの話。


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開店当初使っていた自作のアンプ(写真中央)だが、途中トラブルも有り、現在のセパレートアンプの完成と同時に「お蔵入り」となっていた。数年ぶりに不具合の原因を確かめるべく蔵出し。
症状は電源スイッチを入れると直ぐにヒューズが落ちること。それまで正常に駆動しておきながら、突然そういうことが起きるのは配線ミスではなく、部品の不良と思われる。疑いの箇所はほぼ絞られ、電源部のコンデンサーが1本不良ということが判明した。

このアンプはオーディオ雑誌の記事を参考にして、1から作ったアンプだ。「1から」とは、部品を全て自分で集めて、シャーシの穴あけや切り抜きなどの加工も全て自前でやったということ。専用の特殊工具があるわけもなく、ドリルやヤスリを駆使しての地道な原始的作業(笑)。シャーシの加工は大変だが、自分で部品を集めるのは楽しいし自作の醍醐味がある。好きな部品をチョイスする楽しみ。パーツもピンキリで、メーカー製の高級アンプで採用されているような高能力な部品も、パーツ単体を原価で買えば惜しげもなくバンバン投入出来るワケだ(笑)。


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そんな手作り感に満ちたアンプは、不具合を乗り越える度に愛着が増すんだな。
手のかかるヤツほど、可愛い? 、、 (笑)。






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【2013/07/12 11:20】 オーディオ | track back(0) | comment(0) |

list ハイエンド

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オーディオマニアを自認してはいる。が、、、(笑)。

まあ、一口にオーディオマニアと言っても「お金をかける派」と「お金をかけない派」に分かれる。簡単に説明すると、お金の注ぎ込み方がハンパではない方々と、スピーカーやアンプを自作したり、自分のリスニング環境に合わせて僅かな投資で大きな効果を得ることをひたすら目指す族となるが、ボクみたいにどっちつかずという族も多い(笑)。
ハイエンドオーディオと呼ばれる高級機器オーディオの専門誌「ステレオサウンド」。その年に発売された機器の中から優秀な物を選考する「ステレオサウンドグランプリ2012」の最優秀賞は780万円のCDプレーヤーだったが、受賞製品には1000万円のスピーカーや同額のアンプもあった。7桁台の価格がザラに並ぶのがハイエンドオーディオの世界だ。そんな雲をつかむような妄想の世界は置いといて、それを選考する審査員の話。
オーディオ評論家と称する権威たちが審査するのだが、選考委員の先生が数年で激減している。まあ、この雑誌の方針もあるだろうし理由は一概には言えないだろうが、我々オーディオファンに常に影響力のあったカリスマ的評論家が少なくなったこともある。ボクが敬愛していた上杉佳郞先生はお亡くなりになり、大御所菅野沖彦氏は病気療養中でここ数年姿がない。志向は違うが自作スピーカーのカリスマ長岡鉄男氏も亡くなって久しいし、独自の論理で世界を極める江川三郎氏もご高齢。そのあとを引き継ぐ新たな人材、才能がないわけではなかろうが一世を風靡した巨人に比べると小粒ということではなかろうか。「権威」を保つためには選考者の質も問われてしかるべきだ、、、。

そんな中でこの選考委員の中では比較的若い評論家に傅信幸(ふうのぶゆき)氏がいる。若いと言っても1951年生まれだから60歳は越えている(笑)。どの分野の評論も同じ事が言えるが、言ってることに共感できるか出来ないかでその人への愛着が違う。好みは違っても個々の評論家の目指すべき理想を正確に理解することによって学ぶ点もあるが、ずっと以前からこの傅氏の志向がどことなく自分に近い気がしていた。
先日、本屋で彼の書いた本が出ているのを知った。中堅の地味で目立たない評論家だと思っていたので「傅信幸のオーディオ読本」というタイトルに少し驚いた(失礼)。でも彼は評論家の中でも文章力に優れていて「いよいよオモテに出て来たか?」との期待も募り、余り内容も見ず手に取りレジへ直行した(笑)。
彼は大御所達がクラシックやジャズを再生することを是としロックやポップスを軽視する中、堂々とリベラルな志向を主張する。そして、現在の彼の愛器(スピーカー)がB&W「ノーチラス」というのも惹かれる。「ノーチラス」はボクが生涯憧れて止まないスピーカーだ(笑)。大御所がいつまで幅を利かせてるというのも一長一短。でもハイエンドを語るにはそれ相応の人格も不可欠。数少ないオーソリティの席に滑り込んだ彼の活躍に注目したい。

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B&W「ノーチラス」
ちなみに価格は1100万円也(ペアでですが、、、笑)


前回の日記で、我々世代が国の首相になる時代になったと書いた。
昨年からずーっと考えてることだが、色々な分野で「大家」「巨匠」と呼ばれる存在が少なくなっていく気がしている。歳を重ねればそれだけで「巨匠」と呼ばれるという単純なものではない。そこには芸の円熟に人格の円熟が重なり、孤高の世界が展開されなければならないだろう。孤高であってもその「頂」の高さこそ大いに問題だ。

今年はこのテーマでこの日記も進めていこう思う。





【2013/01/13 00:11】 オーディオ | track back(0) | comment(0) |

list 会心のアタリ

以前から何度も書いて来たが、佐平治の蔵のBGMはパソコンから送り出している。

自作のWindowsパソコンの「iTunes」に手持ちのCDを全て入れて、パソコンのオーディオ出力からプリアンプ、パワーアンプを経てスピーカーから鳴る。しかし従来の汎用サウンドカードじゃ到底高音質は望めない。パソコン自体ノイズの塊で音質を劣化させる要素満載でもある。で、ノイズ対策の行き届いた高音質のデジタルオーディオボード頼み、ということでオンキヨーのボードを採用して現在に至っている。
最近、ハイエンドオーディオでも「PCオーディオ」が注目されてきた。CDのデータそのものをハードディスクに取り込んで、データ処理の段階で本来のCDより高音質で再生しようとする世界だ。深みにハマるといろいろお金がかかるのは言うまでも無い。そこまで突き詰めずソコソコの音質を実現したいというのが庶民のホンネ(笑)。
現在使用中の「SE-200PCI LTD」はパソコンのPCIスロットに差し込む内蔵タイプ。ハイエンドの世界では、USBで外付けの「DAC」(デジタル→アナログ変換ユニット)と接続するのが主流。もちろん価格はピンキリ。オーディオ専用と称するUSBケーブルの数も価格も驚くほどピンキリ(笑)。

最近アメリカのHRT社から出た「Music Streamer ll」という製品の評判を聞きつけた。シンプルな作りで専用のドライバーソフトが不要なのも良い。値段も手頃。早速トライ。

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むむむっ!「SE-200PCI LTD」危うし!恐るべきライバル出現。
何と、これは素晴らしい。

これまで、静かな部分の描写力は良いが音量が大きい部分で、たまに音がグシャッと潰れたように平面的に聞こえるのが少し気にはなっていた。ところがだ。このHRTは大音量でも高解像度を保ったまま整然と鳴らすではないか。音の遠近感、空気感の再現力は全く別次元と言っていい。これは驚いた。
もちろん音楽再生ソフトとの相性も問題。「iTunes」より高音質のソフトもあるが、店のBGMという観点で行くとアルバムジャケットの表示や再生方法等の使い勝手の面では「iTunes」がモアベターという現時点の結論。

とにかく、HRT「Music Streamer ll」恐るべし。
久々に(笑)大満足の買い物。




【2011/07/29 13:25】 オーディオ | track back(0) | comment(0) |

list 音楽鑑賞

今日から6月。
今年は早めに梅雨入りして、今日も朝からどしゃ降り。
鬱陶しいひと月の始まりか、、、。



さて、真空管アンプのコンデンサー手術から2週間が経ち、エイジング期間も無事終えた。早い段階から既に音の変化にハッとする場面が何度もあり、その後はトラブルもないので一応経過は良好らしい。

雨の午後、じっくりと音楽鑑賞。

具体的には、静寂感が増してその分「音のリアリティ」が際立っている感じ。音の強弱はもちろん、距離感や空気感がリアルに甦る。Jazzコンボだとドラムのキック、ベースのピッツィカート、ボーカルの子音やアクセント、声の艶、等々「生々しさ」が伝わる。それは新しい録音ではもちろんだが、古い録音、例えばモノラル時代のものが活き活き鳴るのが嬉しい。いつも聴いている音源でそう思うのだから明らかな進化。当然帯域もぐんと広がった感じで、重低音が伸び、高音域はピーク感がなくなり「作られた感」から「自然な音響」に近づいたと言える。コンデンサーを替えただけでここまで進化するとは正直驚いている。1個50円程度の部品を2000円に驕っただけでこの収穫とは、、、。だから自作オーディオはやめられない。

思えば、炭のアースに始まり、スピーカーコード、今回のコンデンサと来て、毎回「素晴らしい!」を連発して自画自賛しているが(笑)、ならば以前より「か・な・り」スゴい音になっているということになる。果たしてどうなんだろうか?(笑)

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上杉先生の遺産ともいえるこのアンプがまた一歩進化したのは間違いなさそうだ。









【2011/06/01 16:08】 オーディオ | track back(0) | comment(0) |

list 手術

先日書いたアンプの真空管。
プレート赤熱はどうも「タマ」が原因でないことが判明。タマを変えても同じ箇所のタマが赤熱し始めた。
疑われるのは出力管の接合部にあるカップリングコンデンサーか、、、?

取りあえず「開腹」してみる。

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手前側の2本の茶色い部品がカップリングコンデンサ-。
使われているのは松下製メタライズドポリエステルコンデンサー0.047μF/630V。

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取りあえず応急処置として手持ちの物(日立製)に替えてみる。
すると、ひとまず赤熱は収まった。

カップリングコンデンサーは音質に多大な影響を与える重要なパーツ。
この際ちょっとオゴってマニアの間で定評のある海外品に交換することにした。
取り寄せるのに数日かかるので、取りあえず再手術にむけてひとまず腹を閉じる(笑)。

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秋葉原のショップから部品到着。
デンマークのジェンセン社製、銅箔オイルペーパーコンデンサー。リード線は銀線。
音質に定評があるが、まともな音が出てくるまで100時間程度のエイジングを要するらしい。メタライズドポリエステルコンデンサーは1本数十円(笑)だが、これは1本2700円也。黄金色の輝きが「極上の音」を予感させる(笑)。

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電圧増幅段のコンデンサも載せ替える。
こちらはオーディオ専門店アムトランスのオリジナル品・高音質フィルムコンデンサー「AMCO」を採用。こちらは1本350円。



再度「開腹」

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部品のサイズが以前よりかなり大きいが、無事「移植手術」成功。



早速試聴。
ネット上での評判通り、最初はハイ上がりで中域がスカスカだったが、数時間でかなり練れてきた感じ。実に鮮烈な印象だ。音が生き生きして躍動感が増している。音の解像度がかなりアップして確実に別世界にシフトした感じ。いいねいいね。ますますオーディオ道は奥深い。

100時間のエイジング、ということは2週間程度か、、、。店じゃスグだ。


アンプの疾患。これにて一件落着であって欲しい。










【2011/05/13 14:37】 オーディオ | track back(0) | comment(0) |
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