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list 邦画2作

昨日、今日と邦画2作観た。
もちろん劇場ではないが、、、(笑)。

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映画「クライマーズ・ハイ」

ご存知ベストセラー小説の映画化。
1985年に起きた日航ジャンボ機墜落事故を取材する地元新聞社の一週間を、記事の全権を任された記者と彼を取り巻く人間模様で描くヒューマンドラマ。フィクションではあるが、原作者が「上毛新聞」の記者時代にこの事故を担当した実体験に基づいて書いたものなので、設定もリアルで舞台となる地元新聞社名こそ違うがあとはバンバン実名が登場する。
主演は堤真一。脇役は堺雅人、遠藤憲一、尾野真千子、山崎努、滝藤憲一、等々と言った今をときめく豪華版。監督は原田眞人。
この日記でも何度も書いているように、元々この日航機事故の事故原因に疑念を抱き続けている者の一人としてこの事故を扱う映画と言うだけで興味をそそられる。原作を読んでいないので何とも言えないのだが、、、(笑)。
30年近く時間が経過しても、事故発生から数日間のニュースや新聞報道の様子はボク自身克明に覚えているので、事故発生から時々刻々と状況が伝わるまでの裏の様子は真に迫った。携帯電話も無く、特にこの新聞社では無線機すら導入していない中での現場取材。記事を送るため民家の電話を借りるのに奔走する姿が現代からすれば実にもどかしい。ま、それだけ今以上に「新聞」に価値があった時代ということ。
で、作品の内容だが、脚本はよく練られていて役者の演技も素晴らしいので場面場面は印象的。しかし、全体の構成に統一した「柱」のようなものが弱く、事故原因についても、新聞報道についてもテーマがボケたままで、見終わった後にモヤモヤ感が残りスッキリしないのが惜しい。狙う物が多すぎて「一兎も得ず」というところかな?

半沢直樹のコンビ(堺雅人と滝藤憲一)が出て来て「おー、ここからの流れか」と妙に納得(笑)。

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ついでに、NHKでやったドラマ版(主演・佐藤浩市)も観た。
こちらの方が丁寧な演出で、佐藤氏が珍しく少し抑えめの好演。両方観れば納得ということ?(笑)。



テレビ版「太秦ライムライト」

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我が町出身で世界に誇る斬られ役「福本清三」氏の、役者生活55年にしての初主演作。
今年夏の劇場版公開に先駆けてテレビ用に編集したものが昨日先行放映された。
東映の大部屋俳優として55年斬られ役一筋に歩んで来た氏への、本人主役によるトリビュートムービーだ。プロデュースしたのは京都で劇団を主宰する方。制作費の調達に苦慮するだろうと覚悟で臨んだところ「福本さんの主演映画なら是非協力したい」というファンや大物俳優たちの反響が物凄く、さほどの苦労がなかったことをご自身のブログで明かされている(笑)。
チャップリンの名作「ライムライト」をベースにしたストーリーが太秦を舞台に展開する。福本氏自身の生き様そのままに進行する物語で、映像が美しくファンタジックな空気すら漂う。斬られ役らしくセリフで多くを語らせず、殺陣や所作でそのオーラを存分に漲らせる演出がとても自然ですっと感情移入出来る。一言二言のセリフにはどことなく香住弁が感じられ、我々にとっては実に誇らしい気分。ご本人を知らないのにこの親近感はちと厚かましいかな、、、(笑)。あまり語るとネタバレになるのでこの辺で、、、。ヒロイン役の可憐さと、ラストの殺陣からオチの部分にかけては涙なしでは居られない。

もともと自治体(京都)のサポートもあるからだろうが、主人公の郷里が京都北部の海が見える街として登場する。我が町はこの作品に何も関わっていないが、役名が「香美山清一」となっていた。現町名「香美」に山を加えるあたりに氏の郷土愛がにじんでいる気がした。

ちなみに「福本」は芸名。本名は橋本さん。

「太秦ライムライト」公式HP


余談。
つかこうへい作「蒲田行進曲」は、当初、老いて落ち目になったかつての大女優が自分宛にファンレターを書き続ける、、、と言う設定にするつもりだったが、その取材のために京都の太秦撮影所に滞在したつか氏は、斬られ役一筋で生きるある大部屋役者の生き様に着目し物語のモチーフを変更したと明かしている。華のある主役俳優のためならどんな危険な役でも買って出る、あの大部屋俳優「ヤス」のモデルこそ福本さんではないかとボクは思っている。それについてつか氏は明言せずあの世に逝ってしまったが「間違いない」と信じているのはボクの贔屓目かな?(笑)








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【2014/01/15 23:07】 映画 | track back(0) | comment(0) |

list 映画 LOVE

都会を離れて淋しく感じることの一つに、映画を観ることが身近でなくなったことがある。
手を伸ばせば届く距離にシネコンがあってレイトショーがあって、、、と、映画館に行く楽しみが日常的でなくなったのは淋しいもんだ。そんな環境だから最新の映画をついつい見逃すことが多くなった。まあそれもあっての液晶ビジョンは手放せないハードウェアでもある。いつの間にやらDVDのライブラリーも300タイトルを越えた。過去に観て好きな映画は何度も観たいもんだ。最近はブルーレイディスクの進出もあって、DVDが値崩れし始めている。ラッキー!

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先日、amazonのセールでこの3タイトルを「ついに」ゲット。ついにとは、以前から探していたが見つからなかったとか、出ていたけれど定価が高かったので手を出しづらかったとか、まあ色々である(笑)。
どれも「永久保存」したいお気に入りの映画だ。

「コーラスライン」
名作ミュージカルを映画化した作品。ミュージカル自体今でも人気の演目。映画は1985年作品。「大脱走」で脱走計画の首謀者を演じたリチャード・アッテンボローが監督した作品。事前に決まっていたキャストが演出家役のマイケル・ダグラスぐらいで、後は物語のストーリー同様オーディションで決められたらしい。オーディション前半部分のスピード感は映画ならではの見せ場。何度観ても心にジーンと来る。

「から騒ぎ」
シェイクスピアの戯曲を、イギリスの才人ケネス・ブラナーが主演&監督。奥方のエマ・トンプソンも出演。デンゼル・ワシントン、マイケル・キートン、キアヌ・リーヴス等々、豪華キャスト。

「のるかそるか」
大好きなリチャード・ドレイファス主演のアメリカらしい痛快コメディ。ハラハラしてドキドキして、何故か最後に感動してしまうのはどうしてだろう(笑)。


見逃したものは、一つ一つ追っかけるしかないが、この3作品が加わり自分なりの「永久保存版」がほぼ完成?、、、に近づいた(笑)。







【2012/02/19 23:12】 映画 | track back(0) | comment(0) |

list えっ?そーなの?

村上春樹のベストセラー「ノルウェイの森」が映画化され昨日公開された。
って、あまり興味もなかったが、何と、我が町でもロケが行われていたと聞き驚いた。

村上氏自身京阪神出身だし、この作品の主人公や取り巻く人たちが神戸出身ということと、小説の中に「兵庫~鳥取の北海岸、云々、、、」というくだりがあることなどから、少しでもリアリティを求めてか兵庫県内3カ所でロケが行われたのだとか。「神戸周辺」「我が町の海岸」「兵庫中部・神河(かみかわ)町の砥峰(とのみね)高原周辺&峰山高原のホテル」の3カ所。

調べると、神崎郡神河町は早くから映画制作サイドにロケ地として立候補しアプローチしていたのだとか。全国から多数寄せられた同様のオファーの中からココが選ばれただけに、映画の宣伝も含め町としての歓迎ぶりにチカラが入っているのがわかる。ちなみに香美町のHPにはノルウェイのノの字もロケのロの字も載っていない(笑)。
注)ま、極秘裏に撮影、、、ということらしいので「今日(12/12)の時点では未掲載」ということにしておこう(笑)。



で、我が町でのロケ地

我らが今子浦海岸だ。
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カエルも映ったかな?
とーぜん夕日は撮っただろう、監督、、、。  ※未確認です(笑)。

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ウワサによれば、主人公の松ケンが、千畳敷を傍らに海に向かって叫んでいるらしい。

ま、劇場でご確認を。
って、一番近くても姫路だし、、、(泣)。




注) 松ケンとマツケンサンバは無関係ですよ~。



【2010/12/12 19:34】 映画 | track back(0) | comment(3) |

list 『哀愁』350円也

ホームセンターなどでよくみかけるCDやDVDの激安ワゴンセール。
「1枚350円」というのに惹かれて3枚購入。

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『哀愁』は、かなり以前にも日記に書いたがボクが愛してやまない名画の一つ。
戦争に運命をもてあそばれる若き男女の悲しすぎる恋物語。「戦争」を背景にした悲恋物語は数々あれど、シンプル過ぎるプロットがより一層悲しみを倍加する。
ある意味「悲恋の決定版」といえる。

映画の中に、重要な小道具として意外な物が登場する。

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ビリケンさん。
ビビアン・リー演じる「マイラ」とロバート・テイラー演じる「ロイ」の、出会いから別れまでこのビリケン人形が象徴的に使われる。
元々ビリケンさんはアメリカ生まれ。1908年に女性アーティストによって考案され「幸福の神様」として当時大人気を博したらしい。日本にもスグに入って来たらしく、大阪の会社が早々と商標登録を取った。本国ではだんだん人気がしぼんだようだが、大阪では今や大阪のシンボルのように扱われる人気者。ホントはアメリカ生まれ、などと知らない人がほとんどだろう。
この映画は1940年制作。時代設定は第一次大戦下のロンドン。1914~18年頃。当時「ビリケンさん」は世界中女の子なら誰でも持ってるお馴染みのお守りだったのではないか?そう考えてこの映画を観ると「この2人に降りそそいだ悲劇は希な例じゃない」と、理不尽な世情を憂う監督のメッセージを際立たせる重要な小道具に思えて来る。

ちなみに「ビリケン」の名は、当時のアメリカ大統領 William Howard Taft(ウィリアム・タフト)の愛称がその起源とされている。

で、350円DVD。
画質はお世辞にも「素晴らしい」とは言い難いが、伝わる感動は価格以上であることは間違いない。


【2010/09/07 11:35】 映画 | track back(0) | comment(0) |

list 沈まぬ太陽

映画「沈まぬ太陽」を観た。
現在、豊劇で公開中。
200分を越える長編で途中10分の休憩が入る。


物語は皆さんご存知の通り、先日潰れた「日本航空」を舞台にした物語。山崎豊子原作。限りなくノンフィクションに近いフィクション。特に主人公は実在した人物がモデル。御巣鷹山ジャンボ機墜落事故などは実名でズバリ克明に描かれて、日本航空という会社の醜態を徹底的に露わにしたいという山崎氏の並々ならぬ熱意が隠る。
一部では、事実と違うとか人物描写に偏りがあるなどと批判的な意見もあるが、現実として今日の日航の成れの果をみると、そんなことはどうでもよい。つぶれるべくしてつぶれた要因はこの物語の延長線上に集約する。
もともと山崎氏がこの物語を書くきっかけになったのは、自身のアフリカ旅行のガイド役として紹介された人物との出会い。この人物こそが、主人公・恩地元のモデルとなった小倉寛太郎氏だ。既に退職し、長年のアフリカ生活を糧に「アフリカの達人」として余生を送っていた氏が、若き日の想い出をぽつりぽつりと語ったことに山崎氏が食いついたのだ。
小倉氏は[親方日の丸」特殊法人として発足したばかりの日本航空で、労組のトップとして安全運行のための待遇改善を要求して初めてストライキを画策。しかしそのことで会社側の反感を買い、突然就航路線もない海外僻地勤務を命じられ、その期間は何と社内規定を大きく越える10年にも及んだ。この「イジメ人事」は、日航が相次いで事故をおこした時期、日航の不安定な労使関係に問題あり、と国会が取り上げた際に一時的に解消する。不安定な労使関係とは、小倉氏の海外左遷の後、分裂した組合同士が生む不協和音の数々。会社側が作った御用組合と反会社組合との間には、差別人事や露骨な嫌がらせが横行していたのだ。国会で「元委員長が10年も海外をたらい回しにされているのは本当か?」と議員が追求したことで小倉氏の帰国がようやく実現したと言うわけだ。が、しかし、、、。

幾度となく映画化やドラマ化企画が頓挫した問題作。
ついに実現した苦心の大作をぜひ豊劇で!

架空の人物配置や脚色ももちろんあるが、例のジャンボ墜落事故の扱いで、事故原因にあえて言及せず、事故をこの企業の墜落とダブらせ象徴化しようとしているところが作者最大の創作。しかし、実際の事故原因が究明もされずうやむやにされ、結局だれも責任をとらず罰せれてもいない現実をみると、ここに力点を置いた作者の意図は成功。
国会でPTAが出来る、とまで言われた議員関係の縁故採用テンコ盛りで成り立つ御用企業。政官がズブズブになって利権を欲しいままにし、己等の利益のみを優先し、お客を後回しにした連中の罪の重さは計り知れない。多く犠牲者を出してもなお償えず、結局「倒産」して幕は引かれたが、本当の意味の会社更正が出来るかどうかは未知だ。

「日航のスチュワーデスは、お客より先輩スチュワーデスに気を遣う」とはよく言った。
これほどこの会社の体質を端的に表している表現はない。
サービス業として、いや、人の命を預かる生業として、こんな決定的過ちに気づかぬ以上、再建など夢のまた夢、、、。
沈まぬ太陽の如き「勇気」のみが企業を支え、行政を変えると作者も述べている。


日航はハナからこの小説には対抗姿勢。
例によって、空港で飛行機が写るシーンは、日航が一切協力をしないためCGとなっている。
しかし、映画公開後に倒産とは、それこそ象徴的だ。

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例によって観客は我々夫婦を含めて3名のみ。
それでも潰れぬ豊劇こそ「沈まぬ太陽」そのもの!(讃)


【2010/02/03 19:49】 映画 | track back(0) | comment(0) |
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