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list トワイスアップ

音楽のことしか書いていないので、たまにはお酒の話を(笑)。

NHKの朝の連続ドラマ。この秋からの次作「マッサン」は、日本のウィスキーの父と呼ばれるニッカの創業者・竹鶴政孝の奥様がモデルのストーリーとか。
スコットランドに渡り、本場のウィスキー造りを学び現地で奥方を射止め帰国。文化の違う東洋の国で、幾多の障壁を乗り越え洋酒造りに奮闘するご夫婦の物語ってところかな?
今や「BAR」でウィスキーを注文するお客は絶滅危惧種とまで言われている昨今(笑)、ウィスキーを含めBAR業界も色めき立つこのドラマの企画!実に楽しみ。

GWですね。
たまにはBARに出かけてウィスキーでも如何?

ウィスキーには色々な飲み方があります。
最近はハイボール(ソーダ割り)が流行っていますが、普通は水割りやオンザロックかな?と思われる方が多いと思います。そこで一度お薦めしたいのが「トワイスアップ」お酒と水を1:1で割って飲むスタイルです。氷は入れません。でも、最初からこちらで混ぜてお出しするのでは面白味がありません。

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この写真のように、お酒と常温のお水を別々にお出ししますので、まず一口ストレートで味わってみて下さい。いきなりガツンとパンチを食らった感じも、お酒との対話としては「有り」の場面です。次に少しだけ加水してみます。水を加えると、そのお酒本来の表情が表れると言われています。ガツンと来ていた香りが少し和らいで、本来の香りがより克明になるというイメージです。1:1にするのはあくまでお好みで結構。そうしなければダメという規則はありません(笑)。
シングルモルトなどは「香り」も当然お値段のウチ(笑)。グラスに蓋(リッド)を付けてお出しすることもあります。

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さあ、秋から話題になりそうな竹鶴ウィスキー。今からバッチリ予習といきますか?(笑)

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ニッカには蒸留所が2箇所あります。北海道「余市」と宮城「仙台」です。それぞれの名前がついた『余市』『宮城峡』はシングルモルトウィスキー。シングルモルトの定義は「麦芽(モルト)原料を使用して仕込み、発酵させ、1つの蒸溜所で蒸溜した原酒だけをブレンドしてつくり上げたウイスキー」。「余市」は余市蒸留所だけで造られた原酒ということです。◎◎年は樽詰めして寝かせた年数を示します。同じ「原酒」でも右側の写真の物は「シングルカスク」と呼ばれる物。カスク=樽、ラベルをよく見ると樽の番号が入っていますが、要するに一つの樽のみから取り出したお酒そのもの、ということでまさに「原酒の中の原酒」アルコール度数は高く、概ね60度前後。樽ごとに違います。シングルモルトの定義の「・・・原酒だけをブレンドして、、」というくだりは、同じ年代の複数のカスクを混ぜ合わせて味を調え、加水してアルコール度数も一定にする、ということを意味しています。
では『竹鶴』はと言うと、ラベルには「ピュアモルト」と表示されています。これは「バッティドモルト」とも呼ばれ、複数の蒸留所で造られた同じ年代のシングルモルトをブレンドしたことを示します。ニッカの場合、余市と仙台で造られた原酒をブレンドした物、と言うことですね。まさに「ウィスキーの父」の名を誇る、優れたブレンドが成されたお酒です。
ついでに説明すると『バランタイン』や『オールドパー』などは「ブレンディドウィスキー」です。ブレンディドはモルトウィスキーだけではなくグレーンウィスキー(トウモロコシ、ライ麦、小麦などが主原料)もブレンドします。お客さんに説明するとき、よくコーヒーに例えます。「ブレンドコーヒー」もブレンダーの腕の見せどころですよね。

ニッカの銘酒。ぜひ「トワイスアップ」で!





先日、豊岡に粋なBARがオープンしました。
他の店の宣伝するのも何ですが(笑)、気に入ったお店にはぜひ皆さんにも行って欲しいし、BAR文化振興のためにも大いによろしいかと、、、。

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その昔は銀行で、最近まで市役所の分所として使われていたレトロな建物がプチホテル等にリニューアルされ、その地下に出来たのが、カウンター8席の「BAR1925」 実にステキな空間です。

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お菓子の神祖・田道間守(タヂマモリ)が祀られている豊岡の地を象徴して、タチバナ(日本古来の柑橘)を使ったモヒートはココでしか味わえないオリジナルなカクテル。これはハズせません(笑)。モルトもそこそこあるし、バーテンダーは確かな知識と技術を持った方。話題も豊富です。
ようやく豊岡にもまともなBARが出来ましたよ(笑)。

皆様、ぜひお立ち寄りを、、、。




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【2014/04/30 19:39】 お酒 | track back(0) | comment(0) |

list 国産ラム

1ヶ月もブログの更新をサボった。
今後は、何か日常の写真だけでもアップします、と反省の弁、、、(笑)。




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国産のラム酒の話を、、、。

先日、滋賀県にある自動車部品メーカーがなんと「ラム酒」を造ったと知り、早速ネットで探して2本ゲットした。
何をどうしてどこでどうなって畑違いの物を、それもお酒、それもラムを造ることになったのか、、、独自のホームページを見ても詳しくはわからない。何か思い入れやこだわりがあっての一念発起なのだろう。
洋酒の国産例はワインやウィスキーは言うに及ばないが、ラムは珍しい。サトウキビが原料なのでそれを栽培している小笠原や奄美大島では造られていた歴史があるが、それはある意味でアメリカ統治時代の話。(奄美の黒糖焼酎はその名残)
しかも今回は滋賀で、、、。
まあ、何事も一歩踏み出さなければ歴史は始まらない。ホームページのコメントに依れば「ビジネスとして新しいブランドを作るからには、10年、20年と続けてお客さまに届けねばならない、、、」とあるので、創業者の覚悟が伺える。

さて、テイスティング。

この手のスピリッツは、製造段階でアルコール度数が高くなる。おなじみのブランドラムにも75,5度(151プルーフ)のものもあるし。ま、どのみち加水して度数を調整するのだが、今回発売された「NINE LEAVES "CLEAR"」は50度。口に含むと流石にガツンと来る。ラム独特の甘い香りは薄いが、独特の香りと蒸留したてのウィスキーのようなニュアンスに「処女作」らしい予感が読み取れる。今後は樽熟成した物も発売されるらしい。むしろそれが楽しみだ。

夢を壊すような話で申し訳ないが、設備投資や生産量の問題等々、原価が嵩むプレミア感はわかるけど価格がちと高い。そこが問題?、、、(笑)。
全国各地にある地ビールしかり「おみやげ商売」ならノーサンキュー(失礼)。


ご来店の際ぜひお試し下さい。お安く試飲出来ます(笑)。


NINE LEAVES HPはこちら




【2013/06/23 19:40】 お酒 | track back(0) | comment(2) |

list 「竹泉」

地元のNPOとコラボして「ジオの恵み」としての日本酒をフィーチャーして親しむ会を開いていることは以前紹介済み。
その3回目を来週開催するのだが、今回は兵庫県朝来市「竹泉」の田治米社長をお迎えして『竹泉ナイト』を企画。しかし、ボクが勝手に「片思い」しているだけで田治米社長とは面識もなく、Facebookの友達申請を承諾して頂き、その上強引に「香住に来て」とお願いした次第(笑)。いくらなんでもそれでは礼を欠く。新酒仕込みでご多忙の身の上を承知でご挨拶と打ち合わせを兼ね一昨日蔵にお邪魔した。

和田山の交差点を国道9号に従って京都方面に少し走ると右手に大きな煙突が目を引く。創業300有余年の歴史を誇る老舗蔵は、周りの空気を支配するに余りある風格でどっしりと存在していた。まるで街の文化そのものだ。(ちなみに創業年「元禄15年」という年は赤穂浪士が討ち入りを果たした年。)

ボクは口に含んだとき一点の曇りもないお酒が好きだ。それは飲んだ瞬間に決まる。言い訳もこじつけた理由も要らない。淡麗だとか辛口だとか、他人へ伝えるために表現を探すことはあるが、そんなことは謂わばどうでもよい。
「竹泉」はボクの理想に近い。だから好きなのである。そして近年は純米酒しか飲まないと決めた。それは、方法論として蒸留酒(醸造アルコール)を添加することを是としないからだ。味を調えるため、だとか何だとか理由をつけて賛成する人もいるようだが、そんな人はどうでもよい。勝手にそう思っていればよい。
こんなに近くに理想の酒を醸し出す素晴らしい水準の酒蔵があるのは酒好きにとってはたまらない。山陰海岸ジオパークのエリアからは少し外れるが、但馬地方の自然の恵みと但馬杜氏の技が織りなす「ジオの恵み」としての姿がある。実に誇らしい。

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初対面となる田治米社長は実に爽やか。蔵を一通り見学させて頂き戻ってくると、利き酒の用意をして頂いていた。カミさんをハンドルキーパーにして、片っ端からグイグイ、、、(笑)。どれも実に美味い!

現在、この蔵は「全量純米蔵を目指す会」に加盟しておられる。この会は同じ志を持った酒蔵がお互いを切磋琢磨するために始まった会。加盟の条件は、現在「全量純米」を醸している蔵、および「今後5年間で全量純米への転換を目指す蔵」としている。 加盟蔵は全国でまだ21蔵に留まるが、良くも悪くも「普通酒」の大量生産・販売に見切りをつけることが一つの試金石だ。「竹泉」も今期から普通酒の製造を打ち切られた。

「楽してたくさん造ろうとするのは簡単なんです。
  でも、より手をかけなければ納得のいくものは出来ません。」

今期、蔵人たちはより大変だったにもかかわらず、皆その顔は充実感に満ちていたと思う、と語る社長の表情も晴れ晴れとしていた。歴史のある酒蔵は全国に数多ある。しかし古さだけで良い酒が出来るワケではない。要は何が伝承されているかであり、現在どうなのかということだ。それはどんな業界でも同じこと。今後も「竹泉」から目が離せない。

たくさん美味しいお酒を頂き、晴れ晴れとした気分で蔵を後にした(笑)。良い酒は人を優(ゆたか)にする。

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来週、田治米社長をお迎えしての日本酒会。
実に楽しみ。




★3/12(火) 19:00 より  まだ少しお席が御座います(要予約)。



※「普通酒」 
 米、米麹、醸造アルコール以外の原料が添加されているか、醸造アルコール添加量が規定以上の清酒。内容の明確な表示義務がないため大量に生産される。正確な成分は不明。「純米」「特別純米」「純米吟醸」「純米大吟醸」「吟醸」「大吟醸」「特別本醸造」「本醸造」と明示されていない清酒はすべて普通酒。





【2013/03/06 16:30】 お酒 | track back(0) | comment(0) |

list 今年も迎えた「ヌーヴォーの日」

今日はボジョレーヌーヴォーの解禁日。
毎年同じことでボヤいてるが、毎回宅急便が時間通りに来ない。今年こそ、と期待して朝からネットの荷物追跡ページで確認。すると「時間指定のため保管中」となっていた。既に配達が開始されている時刻なのに明らかにヘン。先手を打ってコールセンターに電話。しばらくして配達のドライバーから連絡が入った。

「時間指定されてましたっけ?」
「2ヶ月も前からしてるよ」
「じゃあ、見落としたんかな?」
「いやいやいやいや、今日の荷物は見落としたじゃ済まないんだけど」
「まだ営業所にあるんですよ」
 (そんなこたぁわかってるよ、さっさと取りに戻らんかいっ!) 
「何とかして下さいよ!」
「は、はい、、、」
「確か去年もでしたよね?、、、じゃ、よろしく!(ガチャン)」

昨年と同じ配達員。何という巡り合わせの悪さよ、、。
また今年ものっけから、ココが田舎であることを惨めに思う日となった。
疲れるわ、、、。




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たった今無事到着。よかった。
毎年の如く「シャトー・デ・マラドレ」のヴィラージュヌーヴォー。

で、早速試飲。

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ここ数年安定して上質な出来が続いているが、今年もバッチリ。
酸味もほどほどで果実味が豊か、後口に上品な甘さが残る。
・・・ って例年通りのコメント(笑)。

ここのワインは美味しいね。今年は収穫量が少ないと伝えられていたけど、ここの蔵は自家ブドウのみで生産。変わらぬクォリティで良い感じです。

ご期待下さい。
今年は入荷数を減らしたのでお早めに、、、(笑)






【2012/11/15 11:35】 お酒 | track back(0) | comment(1) |

list GeoBar「日本酒を知る」

定休日を利用して、地元で活躍されているNPOの主催で日本酒勉強会「GeoBar」を開催した。「Geo(ジオ)」は以前ここでも紹介したようにジオパークのジオ。今回は「日本酒」をジオってみると言う企画。講師は不肖私(笑)。日本酒は日本独自のお酒であることは言うまでも無し。その土地その土地の自然の恵みが酒になる。水があり米が作られる、米と水からお酒を醸す「人」がいる。水・米・人の三位一体こそジオそのものだ。ただ、以前からボクの日記では日本酒の現状を憂う気持ちをたくさん書いてきた。

例えば
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これは近くのスーパーの「日本酒コーナー」だが、ここに写っているほとんどは日本酒とは呼べない「なんちゃって酒」だ。とても「ジオ」を語るには忍びないこの有り様、、、。
この手の勉強会を酒造メーカー主催でやると、きまって「普通酒」の存在を誤魔化し、自分ところの造りが一番素晴らしいと自画自賛する偏った会になる。今回は何の利害もない消費する側の会。思い切り言いたいことを正しく伝えられた。

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これはその会で皆さんに配った資料の1つだが、ボクが「なんちゃって酒」と呼ぶのは表の一番下「普通酒」のこと。ご覧の通り、原料米、精米歩合、醸造アルコールの添加量、等々、何の規定もない。醸造アルコールとはホワイトリカーのこと(※)。米と米麹で醸造するのが日本酒のはずなのに蒸留酒を混ぜるのだ。それも量の規定なしとは驚天動地。地元メーカーの自信と誇りに満ちた(笑)、金や銀に輝くラベルの物もすべて普通酒。誇らしげに「何とか仕込」だとか「精米歩合」をハデに表示したところで「規定なし」ランクに過ぎず、何がどれぐらい入っているかは全く不明。買う方を惑わすだけの誇大広告スレスレの仕業。正しい知識をしっかりと身につけ、騙されないよう気をつけたいものである。

「日本酒離れ」が叫ばれて久しい。酒造メーカーの人と話すとすぐに「日本酒は売れませんから」と後ろ向きな言葉が返ってくる。しかし、こういう「なんちゃって酒」の垂れ流しが原因ではないのか?「焼酎が敵ですね」と言っておきながら、焼酎混ぜた日本酒売ってりゃ世話がない。美味しいお酒は、いつの時代もちゃんと造ってる人たちがいて変わらず存在する。なのにその価値すらツヤ消しにしてしまうような、飲み手をバカにしたような、何が入っているかわからないような「偽日本酒」からオサラバするところから始めないとどうしようもないでしょ?
ボクの持論と言ってしまえばそれまでだが「日本酒」と呼べるのは上の表の「特定名称酒」と呼ばれる8つだけ。この名称はラベルに必ず明確に表示されているので要チェック。本来なら「米と米麹、水のみで造る」上4つが真の日本酒だが、百歩譲って醸造アルコールの添加量が少ない下4つも認めよう。

会に参加して頂いた皆さんには、酒造りの基本をビデオで一通り理解してもらい、酒瓶に貼ってあるラベルの見方を題材にして基本知識を知って頂いた。
で、やはりウンチクを学んだあとはさっさと呑んで確認!(笑)。

今回用意したお酒はこの通り
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今回はこの周辺の「ジオ」という観点から、山陰、関西圏を中心にチョイス。それでも素晴らしい酒ばかり、、、。まだまだ紹介したいものはいっぱいあるけど、一晩で呑める量に限界があるのでご勘弁を(笑)。

大切なのは「味を記憶する」こと。
その手段の一つとして、個々の印象を自分なりに書き留めておくことをオススメした。香りから連想されるもの、味わった直後の印象、後口の印象、連想ゲームのように何か自分なりの単語や言葉で表現してみる。そうして味を記憶しておけば「比較」が出来る。好みや優劣を語るために「比較上手」になりましょう。

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ダミー酒『純米吟醸 佐平治』のラベルを示して解説(笑)。
ジオパークの研究者、兵庫県立大の松原典孝先生に「水」のミネラル分(硬度)等について解説して頂く。
先生はかなりの酒ツウです(笑)。

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どれもこれも素晴らしいお酒、、、。
「七田」(佐賀)は隠し玉(笑)。これも実に好評。
「風の森」(奈良・御所市)は超硬水で醸したお酒。超軟水の「越乃景虎」(新潟・長岡市)との比較に試飲。

良い酒は人を芯から幸福にします。盛り上がりました、、、遅くまで(笑)。



皆様 「純米酒を飲みましょう」




※『醸造アルコール』
正しくは「醸造用アルコール」
名前から「醸造したアルコール」のように勘違いされるが蒸留酒。
飲用エタノール。焼酎(甲類)・ホワイトリカーと同じ。

くれぐれも誤解のなきよう





【2012/06/13 10:11】 お酒 | track back(0) | comment(4) |
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