
我が町内、あるおみやげ物屋で見つけた看板。
「白い恋人」「ミートホープ」「赤福」に続き「船場吉兆」、、、。
原材料の偽装、賞味期限の偽装の果てに、ウソをウソで塗り固めてもそれがどんどん暴かれて、暴かれてもよせばいいのにさらに新しいウソで捏造しようとするもんだからまるでアリ地獄状態、、、。この「船場吉兆」の場合は手が付けられぬほどタチが悪い。
「看板」で商売を成り立たせてきた者の傲った過ちは、特別に罪も重い。
今年も「カニ」漁解禁の季節を迎え、我が地元は活気づく。
この時期「カニ」と言えば「松葉ガニ」を指すが、「ズワイガニ」「越前ガニ」とも呼ばれるのもこのカニ。この3つは全く同じ物。最近では地域の個性を示すために業法の独自性を謳いこの近隣でも「柴山ガニ」だとか「間人(たいざ)ガニ」という地名を名乗ってブランド化を狙う動きが盛ん。「松葉ガニのなかでも○▲ガニは絶品だ」などと、一億総グルメ心に訴えようという戦法だ。
松葉ガニは資源保護のため漁期が定められていて毎年11月〜翌3月まで。その中でも「セコがに」(地方によっては、こっぺガニ、こうばこガニとも呼ばれるメスガニ)は翌1月で禁漁となる。
「ズワイガニ」の表記で紛らわしいのが「べにズワイガニ」(紅がに)の存在。
このブログでは何度も書いているが、紅ズワイガニとズワイガニは全くの別物。漁期も9月〜翌6月頃と長い。ぱっと見、姿カタチは全く同じだが、ズワイは生のままだと茶色。加熱して赤くなる。紅ズワイは生でも加熱後でも赤い。ズワイは裏面が白っぽくていわゆるツートンカラーなのも大きな違い。で、味は?というと、これは好みの問題で、それぞれに魅力があり、特に際だって優劣があるわけではない、と思う。(個人的見解だが)
しかし、紅ズワイはわんさと捕れるのに対してズワイは稀少品。よって価格も格段に違うのは当たり前。気象条件に大いに左右されるこの時期の漁だけに、年末に向けて「ズワイ」も「紅ズワイ」も捕れる数と相場にはピリピリムードが漂う。出漁出来なければゼロなのだから、、、。
いよいよシーズン突入で、お客さんが殺到する地元の宿屋にとっては、安定供給のために当然「冷凍もの」や、「ヨソで捕れたもの」に依存する率も高くなる。さて、ここで怖いのが「偽装」の疑いをかけられること。せいぜいあからさまな「ウソ」はつかず巧みな「方便」で上手く切り抜けて欲しいと思う。(笑)
で、上の写真だが、別段、看板に「偽り」があるワケではない。
「地元産」とも「生」とも言っていないのだから、、、。(笑)
しかし、買う側に正しい知識が備わっていれば「ダマされる」こともない。
冷凍ガニを「生」に見せかけたり、外国産を「地元産」と偽っているのでは?と、ちょっとでも不審を抱いたなら、すかさず突っ込むべし。
消費者も利口にならねば、、、。
けっして「看板」に惑わされてはならない。

ズワイと紅ズワイ、漁の違いを学ぼう。