中華街エリアで15年もお店をやっていたので「中華街で美味しいお店はどこ?」とよく聞かれるが、中々答えづらい。大きなお店は、無難ではあるがその時々担当のコックの力量によって、味や料理の出来映えがけっこうまちまちで、当たり外れが多い。すべてとは言わないが、要するに「看板」で商売しているところが多いということだ。で、父ちゃん母ちゃんじいちゃんばあちゃんでやってるような家族的な小規模店が狙い目となるが、こういう店は席数が少ないので土日はたいてい行列が出来る。それに並ぶことをいとわないのなら、行列の長い店に並ぶのがまず間違いないところ(笑)。
土日は、人また人でごった返すのであまりわからないが、平日の午後あたりに裏通りを歩くと、それぞれの店の舞台裏が丸見えになっていて興味深い。地べたに材料が転がっていたり、仕込んだ食材が無造作に積まれ、冷蔵庫にも入れられず暑い中さらされていたりする。どんな料理屋でも舞台裏は似たようなものだが、ここはとにかく目を疑う場面の宝庫だ。素人がみたら、一人の例外なくその店には行きたくなくなるだろう。となれば、中華街で行く店は無くなるかも知れない(笑)。
中国人にしてみれば「油で揚げるからダイジョーブ」「炒めるからヘーキヘーキ」ってな具合だろう。「食」に対する感覚の違いは、面白くもあるが、ある意味キケンでもある。
中国製の冷凍餃子が引き起こした農薬中毒事件。
それ以前から高濃度の残留農薬野菜問題や段ボール入り肉まん疑惑と「チャイナフリー」(中国製不買)の気運が高まる一方だが、食料自給率39%の我が国にとって、ローコストの輸入冷凍食品はある意味「ブラックボックス」的存在。
ボクは「中国産」「中国製」という表示を見る度に、あの中華街の裏通りの光景が真っ先に浮かんでしまってNo Thankyou。

中国人に諂うことなかれ。
















