先日、パンダの「リンリン」が死んで、とうとう上野動物園にはパンダが居なくなった。
1972年、日中国交正常化を記念して「ランラン」「カンカン」の二頭のパンダが初めて上野にやってきた。当時のパンダフィーバーは凄まじく、この加熱した異様な状況から「客寄せパンダ」という言葉がこの時に生まれた。
「客寄せパンダ」という言葉は、所詮人々の関心を引いて、とにかく大勢の人を集めることを目的とするだけで内実が伴っていないことが多く、どちらかと言えば否定的な意味で語られることが多い。
まあ、テレビのタレントやアニメのキャラクターなんかが持つ「数字」は、即経済効果に繋がり、彼らはそれによってギャランティーが成り立つ。費用対効果のソロバンをはじく上で費用はかからないに越したことはない。無償でもらった一動物で思わぬ経済効果を生み出した超ラッキーに、皮肉も込めての「客寄せパンダ」なんだろう。
しかし、それも今は昔。
ワシントン条約の関係で、無償で贈られることはなくなり、現在では共同研究用としてレンタルとなっている。レンタル料が高額のため、資金難で返還する国も多いとか。
「客寄せパンダ」の現状は実に厳しいワケだ。
「客寄せパンダ」という言葉が出来る前は「客寄せピエロ」とか「人寄せ道化」という言葉があったとか、、、。
話題の「くいだおれ太郎」
衣装からして元々そういう願いを込めてのキャラクター設定だったのかも、、、。
日本全国、地方は何処に行っても頼みの綱は「観光」。
温泉、内湯、外湯、部屋風呂、露天風呂、、、地元グルメ、食べ歩き、、、。
しかし、そのウラでは温泉偽装に始まり、食材の産地偽装に無理矢理の郷土自慢。偽装を偽装で塗り固めたエセ観光地も多く生んだ。
何処も「客寄せパンダ」が欲しいのはわかるが、内実が伴わなければ所詮付け焼き刃のから騒ぎ。
見限られた後は必要以上のしっぺ返しが待っている。
内実が伴わなければ、その地は品格をも失う。
脈絡のない「くいだおれ太郎誘致」、、、。
町長の気まぐれな思いつきならばまだキズも浅いが、我が町の観光業界までフィーバーしているってマジ?
「カニ」に頼り切った現状だって、明日をも知れぬというのに、、、。
何やってんだか、、、ホント、ヤバいわ、香美町。
賢者は居ないの?

最後の日本国籍パンダ「リンリン」