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list 久しぶりの「学校」

先日予告した通り、エンジン01文化戦略会議「オープンカレッジ in 鳥取」に参加して来た。
前回、エンジン01文化戦略会議の詳しいことを書かなかったが「01」というのは、このボランティア集団が2001年に発足したことに因り、オープンカレッジの試みも2002年からほぼ毎年各地で開催されている。昨日会場が混乱なくスマートに運営されていたのは過去の実績に倣ったものということだろう。来年は何処で行われるのか知らないが、次回開催地の関係者たちが視察に来ていたのを目撃した。

エンジン01文化戦略会議公式HPはこちら

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メイン会場は鳥取市郊外にある鳥取環境大学。今回チケットが取れたのが1時限目2時限目の2コマだったので、遅刻しないよう早めに出発。学校に行くのにこんなにワクワクしたのはいつぶりだろう(笑)。

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チケットを持たない人は入れないが、教室内は自由席だからいい席を取ろうと、人気の講義(例えば茂木健一郎氏や姜尚中氏、勝間和代さんといった人気者が出る講義)には既に長蛇の列が出来る。ボクの方は最後まで売れ残っていた講義なので全く平気(笑)。

1時限目『歌詞は世につれ!ー ポップスの言葉学 ー』
講師は東海林良(作詞家) 岡田直也(コピーライター) 立川直樹(音楽プロデューサー) 平山雄一(音楽評論家)の面々。

最初に結論を言うと、このオープンカレッジの時間割表を見てわかるとおり、有名人が多士済々ズラリ並んで講義をするという恰好だけど、よく見たらテーマは凄くアバウト。悪く言うといい加減(笑)。時間も1コマ90分、値段も500エンだからテーマを突き詰めるというより「有名人を見に行く」というミーハー的イベントだろうことはある程度予測していたが、もちろんボクが受けた講義に限って言えばだけど、まさにその通りだった(笑)。まあ、そうは言っても心に残る言葉や解説はあったのでコストパフォーマンスは高い?(笑)。

1時限目は、日本の歌謡曲の変遷やJ-POPと呼ばれるようになった経緯、歌詞の持つチカラ、あるいは歌詞の崩壊、日本語の崩壊の現状までを各人のとりとめもないトークで説いてくれた感じだが、進行役の東海林さんと後の3人のベクトルが最後まで噛み合わず不満な展開。立川直樹さんといえばボクがポップスやロックを聴き始めた頃、買ったレコードのライナーはたいてい立川さんが書いておられた。その独特でカッコイイ文体に田舎モンは酔いしれたものだ。でも経歴を見るとボクと10歳しか違わず、若くしてご活躍だったことを今さら思い知る。今は評論活動を辞められて、自ら音楽をプロデュースされたり現場を仕切るディレクターで大活躍。伊丹十三映画の音楽の要になったのも彼でそのお話がとても興味深かった。そんな彼が来てるのにビートルズの話を聴かずに居られないと思っていたら、最後までビートルズのビの字もでず、こりゃアカンと思って手を上げて発言しようとしたら、東海林さんに「あんたはさっきから話し過ぎ」と無視されてしまい、ガーン。まあ、その前にK-POPのことでトークできたからいいか、、、。こういう人たちとそれこそ夜楽で音楽談義をしてみたい。サシでね。おこがましいが(笑)とても感覚が合いそうで、話が弾みそうに感じた。もちろん東海林先生抜きで(笑)。

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2時限目は『唱歌「ふるさと」は鳥取生まれ。ー 岡野貞一 人と作品 ー』
これが前回書いた話。講師は三枝成彰(作曲家) 服部克久(作・編曲家) 猪瀬直樹(作家) 中丸三千繪(ソプラノ歌手) だったが、中丸さんは風邪で欠席。

何故猪瀬さん?と思っていたが、20数年前に岡野貞一についての著作を出されているとか。トークは1時限目よりもっとユルユルで(笑)、半分が猪瀬氏の独演会となった。岡野氏の人物や作品に迫る場面は少なく、まるで彼の時事放談。国家論、原発のこと、政治の話等々、それはそれで面白かった。そのままグダグダで終わりそうになったが、何を聴きに来たのか誤魔化されて帰るのも忍びないので「岡野貞一の作である確たる証はないと言われている。それに当時は合議制で作品を作ったとか。本当に岡野&高野の全くのオリジナルなのか?」と質問をぶつけてみた。それには猪瀬氏はムッとして「間違いないよ!合議ったって当時そんなこと出来る人いないもん。間違いありません」三枝氏「いやいやボクは少しは疑う余地があると思うけど、、、」猪瀬氏「間違いないんだよ。まあ、ボクの本買って読んで!わかるから」と睨みつけられた。テレビと同じだなぁ、この人(笑)。
とは言われたものの、既に単行本では絶版らしく(笑)、彼の著作全集の中には収録されているらしい。今回講師たちの著作を販売するコーナーが特設されていて、そこで買えと言うので言ってみたら扱って無いじゃん!
(ネットで古本見つけて注文しましたよ、猪瀬さん!)

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三枝さんが最後に『岡野貞一は15歳で鳥取を去り、岡山の姉を頼り、後に上京した。以後一度も鳥取には戻っていない。彼は本当は故郷と呼べる地を持てなかった。それなのに「ふるさと」という曲で人の心をいつまでもつかんでいる。作曲家というのはそういうウソが書けるものなんです』と述べた。そのことの意味を会場の鳥取市民がどれだけ受け入れられたかはわからない。ただ、ボクにはここに来た意味をようやく見い出して帰ることが出来る気がした。
久しぶりの学校。いいもんだね。




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【2012/03/25 14:08】 近況 | track back(0) | comment(0) |
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