めずらしい人生2013年、大晦日、朝、ベーコンの燻製をしながら、、、。
今年の日記を見ると、何と25日しか書いていない。 これを楽しみにしてくれている人たちにも既に見放されているだろうな(笑)。 来年の抱負は「毎日更新」 尊敬する或るお蕎麦屋主人の日記のように、毎日欠かさず写真と一言だけでも堅実に記していきたいと思う次第、、、。 さて、今年一番最初に書いたこと。 巳年ならではの「脱皮」 ボクとほぼ同世代が世の中のリーダーとなりつつある件も書いた。政権がJ民党に戻り昭和29年生まれの首相が誕生した。我が町にも昭和36年生まれの町長が誕生した。会社で言ったら二代目三代目という世襲社長も同じ世代に多いことだろう。「家は三代目で潰れる」という格言があるように、潰れるにはそれなりのファクターがある。以前から言っているようにその一つが「創造力放棄による思考停止」と思う。先代が歩んだ既定路線を守ることから中々脱皮できず、新しいものや考え方に踏み出さない、踏み出せない現象。戦後の混沌から復興を目指した先代、先々代の創造力を今の世代に求めても酷かも知れないが、市場や環境、生活の変化の常に先を行く創造力はいつの時代も求められる。反省と創造の繰り返しが必要だ。 しかし、世の流れはどうしてだか「保守」に傾いている気がして仕方ない。ある種「違和感」を感じる日々は変わらない。先日の「特定秘密法案」にしても「武器輸出三原則見直し」にしてもだ。政治が右傾化して戦争に向かってる、とは思わないが、同盟国の武力に加担することを国際貢献と信じ、経済の隆盛を相変わらず「軍需」に求める古典的な思考が根底にあるワケで、何も新しくはない。 我が町の政策も「昔はよかったな、あの頃に戻ろうよ」と言ったところで、現状の分析がなければただの懐古趣味。相変わらず「イベント打って観光客呼ぼう」では誰も振り向かない。 株価が上がったとホクホクしてるのは一部の人たち。こんな田舎では何のミクスも遠くの花火。今さら突然の右肩上がりなどウソ臭い。ならば、ハデなだけで一発で萎んでしまいそうなバブルを期待するより、ジワジワと時間をかけて築き上げる戦略でいいじゃない?ウソをつかずズルもせず、本当に納得出来る良いものを創って売る。新しいことを発想出来なくても原点に帰ることは出来るはず。売るモノは「物」でもあり「者」でもあり「もの」でもある。解釈は色々、ご随意に、、、。 ま、世の中のことをウダウダぼやいても仕方ない(笑)。 まずは足もとから、、、。 お店で提供する食材を一つでも多く自家製化を目指す。 既に、サラダに使うチキンのスモーク、パスタに使うベーコンが新たに「自家製」と名乗れるようになった。 12年目を迎えた店は、相変わらず忙しいとは呼べない状況で、一喜一憂の日々に変わりなし。ま、どのみち独り営業。ボチボチやっています。 今さらだけど、大好きなKANの歌の歌詞、、、 「おわりある人生 一番大切なことは 愛する人に愛されているかどうかということだ」ってのがあるんだけど、今年はそれをじんわり感じた一年だった。理解のない人を追いかけて、首根っこまで捕まえて説こうとは思わない。そんな時間はもうない(笑)。理解してくれる人たちにより理解されるよう努める。 ウチのようなお店のスタンスもボクの人生もズバリそれに合うと思う。 さっ、ベーコン出来たかな? 皆様にとりまして、来る年が希望ある年になりますことをお祈りしております。 お店は、年末年始休まずやっております。 スポンサーサイト
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