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list ジオパークマスターのいる店

「ジオパーク」という言葉を耳にするようになったのはつい最近だ。それもそのはずでこの言葉が使われるようになった歴史は浅い。2008年に日本で初めて世界ジオパーク認定された新潟・糸魚川ではかなり以前から「ジオパーク」という名称を独自に使っていたというエピソードもあるが、ユネスコの支援で2004年に「世界ジオパークネットワーク」が組織されて以来、この名称が一般に認知され始めたというのが正しいだろう。現在日本国内には20ヶ所のジオパークがあり、その内5ヶ所が世界認定されている。「山陰海岸ジオパーク」が世界ジオパーク認定されて2年目を迎えている。

で、そもそも「ジオパーク」とは何ぞや?

「ジオ(GEO)」とはジオグラフとかジオロジーとかの「ジオ」で、地球とか大地を表す単語。だからジオパークは「大地の公園」と呼ばれる。地球は地殻変動を繰り返し大地が形成される。山ができ川が流れ海に注ぐ。そしてそこに人が住み始める。人はその地固有の恵みを得て生活を営む。そういった一連の流れがより特徴的で、自然遺産やそれによる文化遺産に恵まれている地域が「ジオパーク」として認定を受ける。その地域の一連の歴史を「学び」「伝える」そして固有の財産を「生活・経済に役立てる」という取り組みが「ジオパーク」の意義。しかし世界認定には4年ごとに再審査があり、活動次第では認定が取り消される可能性もある。それはジオパークがけっして地質学的な側面だけでは無いということの表れでもある。簡単に言うと「世界ジオパークですよ~」「珍しい風景がありますよ~」という「看板」だけ掲げておけば終わりじゃないってこと。切り口はいろいろあるので、何か施策を講じて地元経済を活性化出来ないとアウト、ということ。そこが「世界遺産」と決定的にと違うところだ。とは言っても「世界」と名のつく称号を得たことは事実で、この冠名のバリューは計り知れない。それを上手に利用出来るか否かは、地元民の創意工夫とその結集力にかかっている。

先日、ジオパークを啓蒙するための取り組みの1つ「ジオパークマスター講習」を受講した。主には宿屋さんを中心に観光業、商店、飲食店を対象にして数回行われており、2時間の無料講習を受けると「ジオパークマスター」になれる。ジオパークマスターとは謂わばジオパークの案内人。その証として認定証とステッカーやのぼりがもらえ、宿やお店にそれを掲げてアピールすることが出来るというワケだ。2月末に行われた昨年度最後の講習に滑り込み、無事セーフ(笑)。

P1010609.jpg

ウチではのぼりは揚げず、可愛くステッカーを、、、(笑)

P1010606.jpg

兵庫県立大学よりジオパーク研究の専門家を招いての講義が中心で実に本格的。ジオパークの概念や意義、香美町のジオパークとしての価値等々の解説を聴く。しかし、こういう講習に見向きもしない人からは「たった2時間の講習で何がわかる?」とか「地元の良いところなら他人に教えられなくても知ってるよ」という声がきまって聞こえて来る。海岸線の風光明媚な自然の姿は誰にでも誇れるし、魚やカニの美味さはよく知っている。実はボクも同じ思いがあった。しかし、それが実に浅はかな自己満足であることに気づかされた。海側のことは知っていても山側のことは何も知らない。

geomap.jpg

このエリアマップを見てわかるとおり「山陰海岸国立公園」を遙かに凌ぐエリアがジオパークエリアなのだ。今我が町は山側にも広がる面積の広い町となって、広い分だけジオ的魅力も多く存在するということだ。今までの「海自慢」だけではこの地に来てくれる観光客の興味に応えることは到底ムリだとわかるだろう。数多い「滝」や「棚田」、そして世界に冠たる名牛「但馬牛」こそまさにジオの恵みの象徴であることを初めて知った。

元々このジオパークマスターの養成は、糸魚川ジオパークで行われている試みを真似たものだ。糸魚川では宿や飲食店のみならず、各種商店、銀行など、街中マスターだらけで「のぼり」がはためいているとか。市会議員さんも当然全員マスター。世界ジオパークの先進地に学ぶことは多い。

我が町の活動は、推進員さんの頑張りでその独自性が他のジオパークからは注目を集め始めている。しかし内実は、町民はもとより、同じ役場内でも活動そのものをよく知らない職員も多い。議員さんに至っては関心も理解度も極めて低い。推進力を握る立場の人たちがもっと協力的になってもいいだろう。まあ、我が町ならではのいつもの悪癖が災いしているのかも。何かに結集しようとすると、必ず見えない所でブレーキを踏んだり、ガソリンに水を混ぜたりするヤツらがいて妙なチカラを発揮する。まあ、活動が民間主導でもっと活発化してくれば、それがどういう連中なのかが炙り出てくるはずだ(笑)。

例えば、、、

▲同じ町になってもヨソの地域のことに興味がない。(友好的ではない)
▲他人の講釈に耳を貸そうとしない。(新しいことを学ぼうとしない)

この2つの気質こそ我が町の「ジオ」が生んだもの、と考えるてみるととても笑える。自分たちの視野の狭さ、他人の言うことを素直に受け入れられない了見の狭さはどうしてなのか、、、。この際、自分の存在から「ジオってみる」のが手っ取り早いジオの理解法かも知れない(笑)。




山陰海岸ジオパークHP → こちら
日本ジオパークネットワークHP → こちら
世界ジオパークネットワークHP → こちら





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【2012/04/05 14:07】 主張 | track back(0) | comment(0) |
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