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list 往復2時間

ここんところずっと脚が痛いと嘆いていた母が、ついに手術を決意し(と言っても半分はボクが強引に決めたんだけど)入院した。名医が居るというので行った先が京丹後市の峰山。ココからは片道約60km。
まあ、母の手術は無事終わり、日々リハビリに励んでいるのでご心配なく(笑)。完全看護なので付き添いは必要ないが、数少ない家族としては病院に日参する日々となった。片道60kmは田舎の道では1時間強の道程。豊岡がちょうど中間点という感じだが、往復2時間余りクルマの時間を居眠りせず(笑)有効に楽しむためにはやはり音楽しかない。聴き心地の良いBGMだと逆に眠くなる。ここはやはり、感情移入して熱くなれる音楽、、、。

RIMG0631.jpg

それにはコレ。マーラーの交響曲全集(笑)
1時間を越える大曲も多いのでGood(笑)。しかも、普段聴き慣れている演奏ではなく、久しぶりにマゼールのマーラー。
拙のブログでは度々紹介しているボクが愛して已まない指揮者ロリン・マゼール。彼がウィーンフィルに君臨していた時代、1983年〜1992年10年かけて成し遂げた至宝ウィーンフィルとの全曲録音。

123145.jpg

発売当時、当然熱中して聴いたがしばらく彼のマーラーからは遠ざかっていたのも事実。現代の指揮者にとってマーラーは避けては通れない存在だし得意にする人も多い。しかし最近自分でも、アバドやラトル、マーツァルといった、妙にお行儀のよろしいバランスの取れた演奏に安堵する傾向にある。いかんね(笑)。そんな日和った姿勢にガツンと来た。忘れていたものを呼び覚ます強烈なパフォーマンス!マーラーの音楽に潜む狂気や毒、愛や憎しみ、、、すべてが浮き彫りにされて行く感じ。嗚呼これこそが上質のアート!
独特なテンポ設定。あのウィーンフィルなのに、全てが美しくまとまる訳でも無い。時には音程が外れるスレスレの悲痛な嘆きや叫び、咆哮、、、。場面場面には圧倒的な主張と強烈な洞察。これこそがボクの愛する天才マゼールだった。

田舎の日常に塗れすぎると、少しくらい疑問を感じてもあえて反論せず、波風を立てず、妙に予定調和を尊重するような生き方が板についてしまう。そんな日々、もどかしさを感じながらもお茶を濁してやり過ごす体たらく。そんな生き様すら完膚なきまでに否定するメッセージの連続がこのマゼールの音楽には隠っていた。やはりこの人はタダ者では無い。生き方までも示唆してくれる(笑)。
興奮の連続に居眠るヒマもナシ(笑)。

スコアの音を全て指揮棒で描き切るような完全無比な指揮ぶりで度肝を抜かれてから早30有余年、、、。クリーヴランド管との初体験に始まりウィーンフィルとのコンビも何度も聴いた。来日する度ほぼ欠かさず聴いてきた。天才・鬼才の名を欲しいままにしたロリン・マゼールも御年82歳。しかし老いて益々盛ん。つい先月にはNHK交響楽団の指揮台に初登場し、来春は新たな手兵・ミュンヘンフィルを率いて来日する。聴きたくてウズウズする。


ん?ウチの母と同級生?(笑)
ますますご両人には頑張って貰わねば、、、。





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【2012/11/10 11:18】 音楽 | track back(0) | comment(0) |
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