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list ハイエンド

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オーディオマニアを自認してはいる。が、、、(笑)。

まあ、一口にオーディオマニアと言っても「お金をかける派」と「お金をかけない派」に分かれる。簡単に説明すると、お金の注ぎ込み方がハンパではない方々と、スピーカーやアンプを自作したり、自分のリスニング環境に合わせて僅かな投資で大きな効果を得ることをひたすら目指す族となるが、ボクみたいにどっちつかずという族も多い(笑)。
ハイエンドオーディオと呼ばれる高級機器オーディオの専門誌「ステレオサウンド」。その年に発売された機器の中から優秀な物を選考する「ステレオサウンドグランプリ2012」の最優秀賞は780万円のCDプレーヤーだったが、受賞製品には1000万円のスピーカーや同額のアンプもあった。7桁台の価格がザラに並ぶのがハイエンドオーディオの世界だ。そんな雲をつかむような妄想の世界は置いといて、それを選考する審査員の話。
オーディオ評論家と称する権威たちが審査するのだが、選考委員の先生が数年で激減している。まあ、この雑誌の方針もあるだろうし理由は一概には言えないだろうが、我々オーディオファンに常に影響力のあったカリスマ的評論家が少なくなったこともある。ボクが敬愛していた上杉佳郞先生はお亡くなりになり、大御所菅野沖彦氏は病気療養中でここ数年姿がない。志向は違うが自作スピーカーのカリスマ長岡鉄男氏も亡くなって久しいし、独自の論理で世界を極める江川三郎氏もご高齢。そのあとを引き継ぐ新たな人材、才能がないわけではなかろうが一世を風靡した巨人に比べると小粒ということではなかろうか。「権威」を保つためには選考者の質も問われてしかるべきだ、、、。

そんな中でこの選考委員の中では比較的若い評論家に傅信幸(ふうのぶゆき)氏がいる。若いと言っても1951年生まれだから60歳は越えている(笑)。どの分野の評論も同じ事が言えるが、言ってることに共感できるか出来ないかでその人への愛着が違う。好みは違っても個々の評論家の目指すべき理想を正確に理解することによって学ぶ点もあるが、ずっと以前からこの傅氏の志向がどことなく自分に近い気がしていた。
先日、本屋で彼の書いた本が出ているのを知った。中堅の地味で目立たない評論家だと思っていたので「傅信幸のオーディオ読本」というタイトルに少し驚いた(失礼)。でも彼は評論家の中でも文章力に優れていて「いよいよオモテに出て来たか?」との期待も募り、余り内容も見ず手に取りレジへ直行した(笑)。
彼は大御所達がクラシックやジャズを再生することを是としロックやポップスを軽視する中、堂々とリベラルな志向を主張する。そして、現在の彼の愛器(スピーカー)がB&W「ノーチラス」というのも惹かれる。「ノーチラス」はボクが生涯憧れて止まないスピーカーだ(笑)。大御所がいつまで幅を利かせてるというのも一長一短。でもハイエンドを語るにはそれ相応の人格も不可欠。数少ないオーソリティの席に滑り込んだ彼の活躍に注目したい。

Nautilus001.jpg
B&W「ノーチラス」
ちなみに価格は1100万円也(ペアでですが、、、笑)


前回の日記で、我々世代が国の首相になる時代になったと書いた。
昨年からずーっと考えてることだが、色々な分野で「大家」「巨匠」と呼ばれる存在が少なくなっていく気がしている。歳を重ねればそれだけで「巨匠」と呼ばれるという単純なものではない。そこには芸の円熟に人格の円熟が重なり、孤高の世界が展開されなければならないだろう。孤高であってもその「頂」の高さこそ大いに問題だ。

今年はこのテーマでこの日記も進めていこう思う。





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【2013/01/13 00:11】 オーディオ | track back(0) | comment(0) |
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