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list 対照的な2人

昨年末、二枚のDVDを入手。

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2人の対照的な指揮者。
カルロス・クライバーとロリン・マゼール。

クライバーは既に故人だが、2人とも1930年生まれ。
両人とも20世紀を代表する人気指揮者であり、両人とも「天才」という名を欲しいままにして来た。しかし、経歴も指揮者としてのスタンスやスタイルも全く対照的だ。どう対照的なのかをつぶさに語るのは大変(笑)。
クライバーはもう亡くなってしまったので録音や録画、それにまつわる逸話から判断するしかないが、名指揮者を父に持つ二世指揮者としてのデビューは遅かった。しかしとにかく気難しい気性で、気に入った曲を気に入ったオーケストラとしかやらない。しかも録音嫌いときているのでライヴ録音、ライブ録画が殆どで、レパートリーも異様に少ないということになる。コンサートはドタキャンが多く、聴く方はチケットを買ったはいいが当日その時にステージに現れるまでハラハラすることが珍しくなかった。しかし演奏は流麗で優雅、機知に富み感動的。そんな指揮者だから晩年は半ば「伝説的」な存在で、様々な名オーケストラからオファーが耐えなかったとか、、、。しかし、年に2、3度指揮台に立つに留まった。そんな人だから没後、時間が経つにつれてどんどん神格化されて来て、熱狂的なファンも多いってワケだ(笑)。
一方マゼールは、幼き日から神童ぶりを発揮。レパートリーも広く、驚異的な記憶力でどんな難曲でもキッチリ暗譜で指揮し、完璧なバトンテクニックでオーケストラをドライブする統率力たるや圧巻。世界各地の有力オーケストラの指揮者を一通り歴任し、演奏回数も多く映像こそ多くは無いがCDの数は膨大だ。老いても益々盛ん。精力的に世界を飛び回る。

面白い逸話の一つに、あのベルリンフィルの団員たちがカラヤン亡き後の常任指揮者の後継者選びに、真っ先にクライバーを指名したがクライバーが断り、マゼールは「マゼールだけはイヤ」と最初から候補に上らなかったという、、、。 マゼールは当然自分が指名されると信じていたのにショックを受け、その後10年近くベルリンフィルからの出演依頼を拒んだという。


この二つのDVDで演奏されているのはどちらもブラームスの交響曲第4番。オーケストラこそ違うが演奏場所は同じ。収録年もクライバーが96年、マゼールが95年。実に興味深い。
クライバーの生実演にはついに立ち会うことが出来なかったが、マゼールはボク自身在京時代「追っかけ」で(笑)、様々のオーケストラとの来日公演の殆どを聴いている。実はこのブラームスの4番も2度聴いた。ま、この日記にも度々登場しているし、、、(笑)。


で、どっちがどうって? それは好みの問題、、、。
何れ劣らぬ名指揮者。その風格を伺い知るにあたり、優劣などつけられるはずも無い(笑)。




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【2014/01/08 22:31】 音楽 | track back(0) | comment(0) |
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