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list 最悪のスキャンダル

最近テレビやメディアで取り上げられ、話題になっていた佐村河内守作曲『交響曲第1番 "HIROSHIMA"』だが、実は他人の作曲によるものと本人が告白した。本当の作者とトラブルがあったからだとか、、、。

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このプロフィールは、この交響曲の全国ツアーHPに記されたもの。
作品が本人の創作でないと判った以上すべてが白々しい。弁護の余地はない。

特に下記の部分

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「十数年前から自分で作曲していない」という今回の発表が正しければ「2000年、それまでに書き上げた12番までの交響曲を全て破棄」というくだりは、自作がこの世には存在しないことを意味する。とんでもないことだ。こんな裏切りは聞いたことが無い。

この曲のCDは、この曲に惚れ込んだ指揮者の大友直人が、東京交響楽団とセッション録音(演奏会のライヴ録音ではなくCD制作のために数日かけて録音すること)した異例の意欲作。東北の大震災直後にレコーディングされたことや、先に書いたようにテレビなどマスメディアを使ったハデなプロモーションの甲斐もあって、国内のクラシック市場では1万枚売るのも珍しい中で、18万枚も売り上げるという空前の大ヒットとなった。

DSCN1251.jpg

ライナーには著名な評論家による詳細な楽曲解説もある。

曲は冒頭からドロドロした深くて暗い闇を彷徨い続ける。途中、映画音楽を思わせるような部分が多く、ふとあの松竹映画「砂の器」の宿命交響曲がよぎった。オーケストレーションの稚拙さを感じる部分もあるが、そこは「聴力を失った」作者に免じよう。所々、評判通りマーラー的なフレーズやブルックナーを思わせる響きもある。演奏はとても感情がこもり端正だ。流石はスタジオ録音といったところか、、、。終楽章、ショスタコーヴィチを思わせる雰囲気。最後の最後(全体75分の最後2分)で突然希望に満ちた雰囲気で曲は終結するが、これが案外肩すかしを食らう。それまでのドロドロが、一気に夜明けを迎えたようで「まあ、こうでもしないと売れないか」と妙に納得。現代のベートーヴェンも案外フツーだなぁ(笑)。
・・・これがボクのこのCDを初めて聴いた感想だった。

もともと佐村河内氏は現代音楽の手法(無調性、無形式)を否定していたらしいので、オーソドックスに思える楽想や構成にも違和感はなかったが、それは作者が「全聾」だということへのリスペクトを含んでいた。平凡な響きであっても、その中に作者の深層に潜む何かを見出したいと思った。しかし、真相を知ってしまうと、オーソドックスでは世に認められない現代の作曲家たちの苦悩をおもんぱかってしまう。このアプローチなら「オレだって書ける」と思った作曲家は音大学生も含めて多いのではなかろうか。佐村河内氏に色々なストーリーを乗せて、虚像を作り上げてハデにプロモーションした人たちの罪も小さくない。

今、改めてこの曲のCDを聴きながらこれを書いている。
二度目。二度聴くとは思わなかったが、、、(笑)。


今の世の中、色々な「偽装」が蔓延るが、まさかクラシック音楽の世界にまで及ぶとはガッカリだ。
「原因不明の偏頭痛」「突然の聴力障害」「被爆二世」・・・で、今回の騒ぎでは「精神的不調」を理由に姿を隠す。常人にはわからない「煙幕」を振りまける人というのは便利だな。しかし、本当の障害者たちにとってそれは禁じ手ではないのか?障害者を装って他人の善意をかすめ取る、それと同じ事。最低だ。
ましてや「HIROSHIMA」を名乗ることなど許されない。


関係者は全ての収益を返上すべし。





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【2014/02/05 16:47】 音楽 | track back(0) | comment(0) |
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